育毛剤を使っていて不安になってくることのひとつに「使うのやめるとリバウンドしてしまうんじゃね?」というものがあります。
大正製薬のリアップX5のように、「リバウンドが起きる」と添付文書に明記されている商品もあるほどですヽ(゚д゚)ノ
出典元:大正製薬
人気のイクオスも、使用を中止するとリバウンドし、元の木阿弥になってしまうのでしょうか。
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AGAは「不治の病」薬をやめると元の木阿弥に
薄毛の原因のひとつであるAGA(男性型脱毛症)は、現代医学をもってしても完治させることができない疾患のひとつです。
AGAクリニックでの治療についても、頭髪の状態を維持するためには治療薬をずっと使用し続ける必要があるのです。
AGAの原因は、男性ホルモンから生成されるDHT(ジヒドロテストステロン)によってヘアサイクルがおかしくなり、脱毛が促進されてしまうことです。
AGAの治療薬は、このDHTの生成を抑制すると同時に、頭皮の血流を無理矢理促進させて頭髪の成長力をアップさせるというもの。
このため、治療薬の使用を中止すると、DHTが元通りに生成され、ヘアサイクルが再び乱れてしまいます。頭皮の血流も元通りになり、頭髪の成長力がダウンするのです。
これによって、治療前を上回るレベルまで薄毛が進んでしまうのがリバウンドです((((;゚Д゚))))サムー
治療をしなければ進行していたであろうレベルまで薄毛が進行してしまうというわけです。
なぜリアップはリバウンドが起きるのか
リアップX5は、医療機関で使用されているミノキシジルを主成分としている医薬品です。
頭皮に塗布すると血管を拡張させる効果があり、これによって頭皮の血流を促進させ、毛根に栄養分を与えて頭髪の成長を促進させるというわけです。
リアップの使用を中止すると、血管拡張効果はなくなり、血流が元通りになってしまいます。
これによって薄毛が進行してしまうというわけ・・・・
そもそも元の頭皮の血行で薄毛になったわけですから、当たり前といえば当たり前の結果ですね。
このため、リアップの添付文書には「効果を維持させるためには継続的な使用が必要で、使用を中止すると徐々に元通りになってしまう」と明記されているのです。
▼再掲!
出典元:大正製薬
リアップの主成分であるミノキシジルには頭皮のかぶれや湿疹といった副作用があり、発症した場合は使用を中止せざるを得なくなります。
ただ、そうなると薄毛のリバウンドが起きてしまう可能性が高く、複雑な気分になってしまいます。
イクオス使用中止によるリバウンドは否定できない
では、イクオスの場合はどうなのでしょうか。
結論から書くと、使用中止によってリバウンドが起きる可能性は否定できません!
イクオスにはDHT生成抑制効果があるとされる成分や、頭皮の血行促進効果があるとされる成分が含まれているため、使用中止によって元の木阿弥になる可能性があるためです。
実際、ネット上ではイクオスの使用中止によってリバウントが起きたという報告も上がっているのです。
ただ、イクオスの使用中止が原因で起きるリバウンドは、リアップのものと比較すると穏やかなものになるとされています。
これはイクオスが医薬品でなく「医薬部外品」に指定されているためです。
医薬品は病気の治療が目的であるため効果が強く、反動でリバウンドもきつくなってしまいます。
逆に医薬部外品は病気の予防が目的で、効果は医薬品と比較すると緩やかだとされています。
イクオスの場合も同様で、ミノキシジルをはじめとする医薬品ほど強い効果がない代わり、使用を中止したときに起きるリバウンドも穏やかになってくるというわけです。
イクオスの使用中止時にリバウンドを抑える方法は?
イクオスを中止した場合に起きる可能性があるリバウンドは、リアップのように激しいものではありません。
ただ、それでもせっかく育ってきた頭髪が抜けてしまうのは悲しいもの・・・リバウンドを抑えるためには、どのような方法があるのでしょうか。
イクオスの使用回数を減らす
育毛剤の効果が出ているにもかかわらず、使用を中止することを考えている人の場合、理由として最も多いのは経済的な事情でしょう。
だからといって1回当たりの使用量を減らせば、効果が低下してしまうことは想像に難くありません。ならば、1回の使用量はそのままで、回数を多少減らしてみるという方法が考えられます。
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具体的には毎日のように塗布するのではなく、数日使用したら1日休むという形にするのです。
こうすることでイクオスの使用量を無理なく減らせれば、購入代金を減らすことができるというわけです。
イクオスの定期コースは月1本と固定されており、ローテーションの変更はできません。ただ、数回以上の購入が必要という縛りが設けられていません。
1本余ったら定期コースを解約し、使い終わりが近くなったら再び定期コースを申し込むようにすれば、多少なりともコスト削減につながるでしょう。
サプリだけのコースに変更する
AGA治療において最も重要なのは、原因であるDHTの生成抑制です。医療機関の治療でも、DHT生成阻害剤であるプロペシアの処方が最優先となっているのが、その傍証だと言えます。
イクオスの場合、育毛剤とサプリメントの定期コースが税込みで月7,538円と良心的な価格設定であるため、セットで購入している人も多いでしょう。
この場合、思い切ってサプリだけにする!そうすることでイクオス使用中止によるリバウンドを抑えられる可能性があります。
これは、イクオスサプリEXの主成分のひとつ、「ノコギリヤシにDHT生成抑制効果」があるためです。
この効果は米生物工学情報センターのデータベースに収録されている臨床試験のデータでも確認されています。
ノコギリヤシによってDHT生成が抑えられれば、抜け毛の抑制につながり、リバウンドを大幅に抑制することが期待できるというわけです。
価格面でも、イクオスサプリのみの定期コースは税込み月4,730円なので、セット購入と比較すると2,000円近いコスト削減になってくれるのです。
まとめ-リバウンドは防げないが抑えられる
リアップにしてもイクオスにしても、育毛成分の力で頭髪を蘇らせている以上、使用を中止すればリバウンドが起きる可能性はあります。
ただ、イクオスの場合は効果が穏やかな分、リアップほど激しいリバウンドが起きないことが救いになりそうです。
経済的な事情でイクオスの使用中止を検討せざるを得なくなった場合でも、上記のような方法でリバウンドを多少なりとも抑えることは可能。試してみてはいかがでしょうか。