イクオスはAGA(男性型脱毛症)に効かない?それって本当?ってことで調べてみました。
なんで、タイトルに30代40代限定と書いているかというと、AGAの発症率は20代で6%、30代でも平均すると12%程度。
でも、40代で32%!と一気に跳ね上がりますヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!
20代でAGAはごく少数派。でも、30代後半なら20~25%くらいまで上がりそうなので、確率は高いですよね・・・( ・´Θ・`)
ということで、30〜40代の読者を想定して書いていきます。
Contents
なぜAGAになってしまうの?発症メカニズムは?
この章を簡単に言うと、
- AGAの原因、男性ホルモンDHTを詳しく解説
- 抜け毛を促進させてしまうDHTの働きについて
- すべての元凶はDHT!ヘアサイクルも乱れる
AGAの原因は男性ホルモン由来物質「DHT」にあり
AGAの原因は、DHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモン由来物質です。
出典元:AGAスキンクリニック
DHTは体毛を濃くしたり、体を筋肉質にしてくれたりするなど、男性らしい体づくりには欠かせません。
男の赤ちゃんの場合、生まれる前のお腹の中にいるときにDHTがなければペニスが形成されません。DHTは男性にとっては欠かせない物質だと言っても過言ではないでしょう。
DHTが薄毛を助長している
ところが、DHTには頭髪の成長を抑制し、抜け毛を促進させるという困った働きがあるのです。
DHTは頭部において、TGF(トランスフォーミング増殖因子)の一種であるTGF-βと、FGF(線維芽細胞増殖因子)の一種であるFGF-5という2つの成長因子の生成を促します。
TGF-βに毛母細胞の分裂抑制、FGF-5に脱毛の促進という働きがあることです。
これが薄毛の原因となります。
DHTはヘアサイクルも乱す
頭髪は盛んに伸びる成長期、伸びが鈍化する退行期、伸びが止まり抜けるのを待つだけの休止期を繰り返しており、これをヘアサイクルといいます。
出典元:メンズサポートクリニック
通常は成長期が2~6年、退行期が2~3週間、休止期が3~4カ月です。ところが、AGAの場合はこの成長期が1年未満に短縮されてしまうのです。
この場合、頭髪が抜けても次の準備ができていませんので、新しい頭髪が生えてくるまでに時間がかかります。
そうこうしているうちに別の頭髪も抜け、気がつくと薄毛になってしまうというわけです。
つまり、AGAのすべての元凶はDHT。
AGA治療のためには、いかにしてDHTの働きを抑えるかが最重要ポイントだと言っていいのです。
AGA治療にはプロペシアが大きな効果を発揮!
この章を簡単に言うと、
- 5α-リダクターゼがAGAに深く関係している!
- 医療機関の治療はプロペシア処方が最優先
- イクオスは効かないのは固定概念のせい?!
DHTの生成を助けるのはⅡ型5α-リダクターゼという酵素
男性ホルモンからDHTを生成するためには、5α-リダクターゼという酵素の働きが必要になります。5α-リダクターゼにはⅠ型とⅡ型の2種類があり、AGAに関係しているのはⅡ型だとされています。
Ⅰ型は頭部全体に分布していますが、Ⅱ型は前頭部と頭頂部に集中しています。
AGAの薄毛が生え際の後退する「M字ハゲ」、頭頂部が薄くなる「カッパハゲ」のどちらかになってしまうのは、Ⅱ型5α-リダクターゼの偏在によるものです。
逆にⅡ型5α-リダクターゼがほとんどない側頭部や後頭部は、波平さん(サザエさんの父)のようにしぶとく残ってくれます( ꒪⌓꒪)
「プロペシア」はⅡ型5α-リダクターゼを抑制する
このⅡ型5α-リダクターゼの働きを抑えてくれる効果があるのが、AGAクリニックをはじめとする医療機関で処方されているプロペシアです。
プロペシアの主成分であるフィナステリドは、もともとはDHTが原因で起きる前立腺肥大症の治療薬でした。
DHTの生成量を抑える働きがAGAに効果を発揮することが分かったため、AGAの治療薬として転用された経緯があります。
現在では、AGA治療においてプロペシアの処方が最優先事項とされているほど重要な薬となっています。
プロペシアの臨床データ
実際、プロペシアの効果はかなりのものです。
臨床試験のデータによると、プロペシアを3年間処方したAGA患者のうち、効果があった人が78%、症状が進行しなかった人が20%。
出典元:MSD
症状が悪化した、つまり薄毛が悪化してしまったという人は、わずか2%Σ(゚Д゚
現時点で、これほどの効果が確認されているAGA治療薬は「プロペシア」だけ( ー`дー´)キリッ
【関連記事】
・プロペシアが【効かない】のはこんな人!原因と対策を徹底解説
AGA=プロペシアという思い込み
30〜40代の人でイクオス使用者の口コミの中には、「イクオスは効かない」というものが散見されます。
使用期間が短かったり、生活習慣に問題を抱えていたりするケースもありますが、基本的に効かないと感じる理由は、AGA=プロペシアという固定観念があるからでしょう。
現時点で最高レベルの効果を発揮している治療薬と比較すれば、どのような育毛剤であっても、効果が劣るように感じられるのは仕方がないことです。
プロペシアの問題点・副作用はどのようなものなの?
この章を簡単に言うと、
- 副作用!精子の量が男性不妊症レベルまで低下
- 副作用!男性ホルモンの減少による悪影響が怖い
- 後遺症!服用をやめても副作用が続くリスク有り
- 女性は触れてもダメ!赤ちゃんに悪影響の可能性
ただ、プロペシアをはじめとするフィナステリド製剤には、副作用ががっつり存在しています。
しかも、30代40代の男性にとってはAGAよりも深刻な悩みになりかねないもの(;´༎ຶД༎ຶ`)
性欲が衰えたり、精子が減る
プロペシアの添付文書を読むと、次の副作用が起きる可能性があると書かれています。
- 確率で性欲減退(1~5%)
- ED(勃起不全)や精液量の減少(1%未満)
- 精子の著しい減少による男性不妊症
- 無精子症
- 抑鬱状態
30~40代は、まだまだ性的には元気いっぱいだという年代でしょうし、30代ならば妊活中の人だっているでしょう。
薄毛とEDのどっちを選ぶ?と言われても、どっちも嫌だとしか言いようがありません((´д`))
実際、米誌「Fertility and Sterility」のサイトには、プロペシアの主成分であるフィナステリドの服用によって、精子の量が男性不妊症レベルまで低下してしまったという臨床例が紹介されているのです。
フィナステリドの投与を中止すると精子の量は元に戻っていますから、完全に元凶はフィナステリドですね。
【関連記事】
・【中折れ注意】プロペシアでEDになったけど改善する方法はあるの?
男性ホルモン濃度の減少が原因?
なぜこのようなことになるのかは完全に解明されていませんが、米国立生物工学情報センターの資料では、フィナステリドの投与によって血中の男性ホルモン濃度が下がってしまうことが確認されているのです。
医療機関のサイトなどでは、「プロペシアは男性ホルモンの分泌量に影響を与えない」と説明されていますが、実際には違うようです;゚Д゚)ヒィィィ!!!
5α-リダクターゼの働きを抑えることで男性ホルモンがDHTになりにくくなるため、血中の男性ホルモン濃度が上がります。
視床下部がこれに反応して男性ホルモンの分泌量を抑えようとした結果、男性ホルモンを分泌している睾丸の機能に悪影響を与え、プロペシアの副作用につながっているのではないかといわれています。
実際、精子の減少やEDは睾丸の機能低下の影響でしょうし、抑鬱状態は男性ホルモンの不足によって精神面の張りがなくなった状態だと見ることができます。
【関連記事】
・プロペシア(フィンペシア)の2ch等での口コミ評判が賛否両論な件!
服用中止後に出る後遺症
そして、プロペシアの一番の問題点は、服用をやめても副作用に似た後遺症が出る可能性があるということです。
PFS(ポストフィナステリド症候群)と呼ばれるもので、現在でも有効な治療法が確立されていません。
海外ではPFS治療の研究を行うための財団が設立されるほど、深刻な問題となっています。
女性の使用はゼッタイ禁止
触れてもダメ!上記のように、赤ちゃんが男の子の場合、性器の形成にDHTが必要です。
プロペシアが体内に入ることで赤ちゃんのDHT生成が妨げられ、性器がうまく形成できなくなってしまう可能性が指摘されているためです。
こんな薬をなぜ医療機関が処方しているのかというと、AGAに効果があると判断すれば、副作用があっても処方するのが医療機関だからなのです。
抗癌剤のような極めて副作用の強い薬であっても、治療効果があると判断すれば投与するのが医療機関の常識なのです。
いくらプロペシアの効果が高いと言っても、これではちょっと使用をためらってしまいますよね。
AGAにはイクオスが効く!その3つの理由とは?
イクオスには、プロペシアのようなヤバい副作用は存在していません\(^o^)/
それは、配合されている育毛成分の大半が、自然由来のものだからです。
精子が減ってしまうことも、EDになってしまうこともないのですから、それだけで安心できるというものです。
イクオスがAGAに効果があるとされているのは、次の3つの理由によるものです。
1.Ⅱ型5α-リダクターゼの働きを抑えて脱毛防止
上にも書きましたように、AGAの原因であるDHTの生成を抑制するためには、Ⅱ型5α-リダクターゼの働きを抑える必要があります。
イクオスにはこの酵素の働きを抑える成分として、オウゴンエキスやヒオウギエキスなど5種類もの成分が含まれています。
プロペシアレベルとはいかなくても、一定の効果は期待できそうです。
DHTの生成量を抑えることができれば、毛母細胞は活力を取り戻しますし、生えてから時間のたっていない頭髪は抜けることも抑えられます。
これによってヘアサイクルを整え、頭髪を徐々に元通りの状態にしていこうというわけです。
- 自然由来なので副作用なし!
- 女性の使用も可能!
公式サイトにも、妊娠中や授乳中の女性が使用しても問題がないと明記されています(ง`0´)ง シャッ
AGAは男性だけでなく、女性が発症するケース(FAGAと言われます)もあります。イクオスが使用できるのは朗報と言っていいでしょう。
2.脱毛を促す成長因子の働きを抑える
ただ、イクオスでDHTを完全にブロックできるわけではありませんので、TGF-βやFGF-5はある程度残ってしまいます。
イクオスは、この2つの成長因子の働きを抑える成分も配合されているのです。
具体的にはシャクヤクエキスやヒキオコシエキス、ローマカミツレエキスなど8種類の成分が、2つの成長因子をブロックするために配合されています。
こうした働きは、プロペシアにもありません!
育毛剤の中でも、ここまでの成分を配合している商品は、ほとんどないというのが実情。それだけイクオスが優れものという証拠だと考えていいでしょう。キタ━(゚∀゚)━!
3.イクオスサプリEXにも脱毛防止成分が配合されている
そして、イクオスには同ブランドから発売されている育毛サプリメント「イクオスサプリEX」という強い味方がいるのです。
このサプリにも、5α-リダクターゼの働きを抑える成分が配合されています。それは、ノコギリヤシエキスやフィーバーフューなどです。
特にノコギリヤシエキスは、1日当たり320ミリグラムを投与したところ、38%がAGAの症状が改善したという臨床データがあります!
出典元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23298508
プロペシアほどの効果はないものの、こちらはプロペシアのような副作用が存在していないというメリットがあります。
育毛剤とサプリの相乗効果でDHTの生成や、脱毛につながる成長因子の働きを抑えることができれば、薄毛対策に効果を発揮してくれそうです。
しかも、30代40代にとってはEDをはじめとする副作用のリスクから逃れることができませんので、ナイトライフに不安を抱えることがないのも大きなメリットとなりそうです。
サプリも副作用なし٩(๑´3`๑)۶
AGAなのにイクオスが効かない!その理由とは?
この章を簡単に言うと、
- 40代で薄毛が進行している人はAGAクリニックへ
- AGAクリニックは専門機関!副作用にも対処可能
- 早めの対策が肝!初期ならイクオスがおすすめ
イクオスは進行したAGAには効きにくい
ただ、そんなイクオスでも万能とまではいきません。AGAの状態によっては、十分な効果を発揮してくれないケースがあります。それは、AGAが進行してしまったケース!
AGAが進行すると、TGF-βの働きによって徐々に毛根の活力が衰えてしまいます。毛根がある程度以上弱ってしまうと、もうイクオスでは十分な効果を発揮することができなくなるのです。
AGAの治療は早ければ早いほど良いと言われているのは、このためです。
40代後半になると、AGAがこうしたレベルまで進行しているケースも出てくるでしょう。このような場合は、覚悟を決めて医療機関の門を叩いた方がいいかもしれません。
医療機関はAGAクリニックを選ぶべし
その際に、AGAクリニックを選ぶ方がいいでしょう。AGA患者を専門に診ているため、プロペシアやミノキシジルの副作用対策についてのノウハウを豊富に持っています。
万が一副作用が起きてしまったとしても、的確に対処してくれる可能性が高いのです。これならば、ある程度安心して治療を受けることができるのではないでしょうか。
私がおすすめするAGAクリニックは下記を参考にしてください^^
【関連記事】
・ヘアメディカル東京(メンズヘルスクリニック)だけの口コミ評判&デメリット!
・ヘアメディカル大阪(脇坂クリニック)だけの口コミ評判&デメリット!
AGAは早期治療が鍵
ちなみに、さらにAGAが進行すると、毛根が死滅して頭髪が生えなくなってしまいます。
こうなるとプロペシアやミノキシジルはもちろん、より効果の高いミノキシジルタブレットやザガーロを使っても、最新の治療法である育毛メソセラピーやHARG療法を行っても、効果は期待できません。
AGAは早期の治療が重要だとされているのは、こうした事態を防ぐためです。40代はともかく、30代ならばどんな治療も効果がないレベルまでAGAが悪化していることはないはずです。
まずはイクオスを試してみましょう!
不幸にして、イクオスで効果がないほどAGAが進行している場合には、医療機関の受診を検討してみましょう。